震災にも負けずに営業をされてい黒川温泉の皆様のおかげで、楽しめました。
最後に、先ほど温泉旅館「御客屋」の7代目湯守の「北里有紀」さんからお話を伺いました。
ー地震発生直後はどんな状況だったのでしょうか?
「幸い黒川温泉は水、電気が止まったりすることが無かったのでその点は大丈夫でした。しかし、14日の地震発生から5日間で24,000人を超えるキャンセルが出ました。。もちろん、地震の影響で営業ができなかったお宿もあったのですけど。」
ーそうですよね、高千穂も観光客のお客さんは圧倒的に少ないです。
「昨日まで(※取材を行った日は4月30日)、ここの駐車場もガラガラでした。それでも一昨日くらいからメディアにも営業再開してるって載せてもらって観光してもらってます。それでもお客さんは普段の3分の1くらいでしょうか。」
ー温泉地、観光地としては自粛ってどう思いますか?
「もちろん葛藤はありました。もっと災害被害が大きい所はある中で、でも黒川温泉として出来る事、温泉宿、温泉街として出来ることをしようとまとまりました。こんな時だからこそ、お客さんに安らいでもらって、楽しんでもらう事が黒川温泉のやるべきことなんじゃないかって思いました。」
ーいま熊本に行くのは迷惑になるんじゃないかって、旅行を自粛している人もいるようなのですが。
「黒川温泉はこうやって元気に営業してるから、どんどん来て欲しいですね、自衛隊や自治体の方々がどんどん道路とか治してもらってほんと感謝してます。オール熊本で頑張らないいけんね。農産物も商工業もダメージを受けてる中でやっぱ観光業が一番最初にがまださんといかんからね」