新年度、人との出会いが増える時。
日本のビジネスパーソンは、挨拶をする時に名刺交換をしますね。中には、2つ折りや特殊な加工を施した名刺を制作する人たちもいます。
更には、もはやノベルティとも呼べる「食べられる名刺」も存在します。
老舗菓子店の食べられる名刺
秋田県秋田市にある老舗菓子店のかおる堂さんが作る「食べられる名刺」が人気を集めています。
秋田県産の米粉を使った名刺サイズのサブレに、食用インクで文字や絵が印刷されている。秋田市の老舗菓子店かおる堂が2月に販売を始めたところ、「取引先の印象に残る」と注文が相次いでいる。
□出典:河北新報オンラインニュース
1枚216円、10枚から注文が可能です。
技術だけでない価値を提供する
インターネット上には、このような「食べられる名刺」を提供するお店や会社が他にも存在します。
製造するための機械を購入し、商品を提供するだけであれば、多くの人が挑戦できるサービスと言えます。数年前からの3Dプリンタの普及も含めて、そのハードルはかなり低くなっています。
他でできないものを提供するためには、お店や会社の情緒的価値や地域資源を最大限に活用する必要があるでしょう。
他ではなく、そのお店や地域しか提供できないものを考えて価値を提供していかなければ、顧客から選ばれ続ける存在にはなれません。