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全国各地にあるパン屋さん。
経済産業省の統計によると、全国に1万軒以上もあるといいます。
素材にこだわっていたり、お気に入りのロケーションがあったりと、お気に入りのパン屋さんがある方も多いのではないでしょうか。
またひとつ素敵なパン屋さんが大分県に誕生する、というお話です。
旧幼稚園がパン屋さんに生まれ変わり、地域の憩いの場に
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大分県豊後高田市に、かつて子どもたちで賑やかであったであろう幼稚園があります。
少子化の影響で閉園してしまったのですが、のどかな景色と、深い緑、そして目の前に広がる小麦畑に一目惚れし、カフェを併設したパン屋さんへのリノベーションが決まりました。
このプロジェクトの発起人は、杉田久美子さん。
「身近にあるもので。できる限りの手作りで。」という思いを大切に、大分県産小麦と天然酵母を使ってパンを焼いていらっしゃいます。
仕込みから焼き上げ、そして販売までをひとりで行うというスタイルで、Uターンした大分でパン屋さんを運営。
今回、この旧幼稚園を利用し、地域と繋がるパン屋さんを作りたいと考えていらっしゃいます。
地の小麦でパンが焼きたい。酵母のリズムに合わせてつくりたい。野外でわいわい料理がしたい。畑とつながるパン屋でありたい。モノづくりを楽しみたい。
出典: faavo.jp
そんな夢が詰まった場所が生み出されようとしています。
備前焼の陶芸家が作るパン釜のある風景を作りたい
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かつて子どもたちが元気いっぱい走り回った園庭に、大きなパン釜を作りたい。
子どもたちや来てくれたお客さんたちとパンを外で焼いて楽しみたい!
杉田さんの、そんな夢を実現するチャレンジが始まっています。
既に、リノベーションにも、パン釜作りにも心強い仲間が集まっています。
特にパン釜は、釜を知り尽くした備前焼の陶芸家である松岡さんが手掛けるのだと言います。
一人の思いから始まった、パン屋さん作りは、多くの人びとの力を借りながら、みんなの夢になっています。
田舎町の幼稚園の庭に、大きなパン釜ができあがり、子どもたちや地域の方々が集っている様子を想像するとワクワクしませんか?
ひとりの思いからみんなの夢へ
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このチャレンジは、パン釜の製作費用をクラウドファンディングで募集中です。
杉田さんは、
大分県豊後高田市 都甲地区という、小さな小さな集落で、田舎だからこそのひらけた立地や自然環境、その可能性を活かしたパン屋さんを経営していきたいと思っています。
出典: faavo.jp
どんな空間ができあがるのかが楽しみですね。
地域の新しいパン屋さんを応援してみませんか?