「ふるさと納税」に力を入れている自治体として知られる上峰町が2016年度一般会計当初予算案を発表しました。
その額は、総額約85億円。
前年度当初比約2.3倍になった背景とは何なのでしょうか。
ふるさと納税が好調!
この予算案は過去最高額となるもので、歳入のうち、ふるさと納税の寄付金を2015年度当初予算の1000から、210万倍にあたる21億円と見込んだため、巨額の予算となりました。
上峰町は、2015年9月にふるさと納税のポータルサイトに登録後、佐賀牛や地元米など計63点の返礼品をアピールし続けています。
その結果、2015年度は、申し込み数約9万件、寄付金額約20億円を集めるまでに急伸しました。
使い道は寄付者が選定
上峰町は、寄付金を専用の基金に積み立てており、寄付者が選んだ4つの分野に基づいて活用されています。
医療費助成や、教育サポートが実際に動き出すなど、成果も見え始めています。