ふるさと納税が引き続き人気です。
総務省によると、2015年の4月から9月までの寄付総額は約453億円だったといい、前年同期の約4倍の推移となっていると言います。
2015年度1年間の総額がどのように変動するかにも注目が集まっています。
要因は豪華な返礼品
ふるさと納税の人気の背景には、控除を受けられる上限金額が2倍に引き上げられたことと、高額な返礼品が登場したことの2大要因が挙げられています。
高級和牛や、珍しい特産品など、「もの」を通じたアピールが盛んに行われています。
「もの」以外で注目されているものとは?
豪華な返礼品だけが注目を集めているかといえば、そんなことはありません。
寄付金の用途を明確にし、「何に使われるか」を明示することで多くの金額を集めている自治体もあります。
例えば、病気で苦しむ方への支援であったり、その土地縁のある方のシンポジウム企画であったりという具合です。
これは「もの」ではなく、「共感」を基本とした寄付が行われている証と言えそうです。
返礼品も含めて、多様な利用の仕方が広がっているふるさと納税。
まだ寄付をしたことがないという方は、自分にぴったりのものを探してみてはいかがでしょうか。