「孫ターン」をご存知ですか。
都会に住む孫が、祖父母の暮らす地に移住することを指すそうです。
「孫ターン」促進に、大分県豊後高田市が力を入れます。
奨励金制度を創設
豊後高田市が始めるのは、「孫ターン」を行うと1世帯あたり10万円を支給する奨励金制度です。
おそらく、「孫ターン」に特化した移住促進の施策は初めてではないでしょうか。
「孫ターン」の利点としてあげられるのは、祖父母が地域コミュニティの中に入っているため、移住者も溶け込みやすく、地域になじめないという傾向が和らぐことがあげられます。
また産業の働き手が減少する地方にとって、「孫世代」の移住は空き家対策などにとっても有効に働きます。
豊後高田市は住みたい田舎第1位
豊後高田市は、2013年2月の「住みたい田舎・ベストランキング」で全国1位に輝く魅力のある町です。
住宅取得や子育て、教育などの支援制度が豊富で、昨年度は247人が移住しました。
他の地域にとっても、ユニークな豊後高田市の取り組みは参考になることが多そうです。
今後の同行に注目したいですね。