観光庁が日本のお土産品を通して日本の魅力を海外に伝えようと2005年に立ち上げた「魅力ある日本のおみやげコンテスト」。現在は名称を「おみやげグラプリ」としてリニューアルし毎年開催されています。
2016年のグッズ部門では昨今の刀剣ブームも後押し!? 「日本刀ハサミ」がグランプリを受賞しました。
ただのハサミではない! 日本有数の刃物産地・岐阜県関市で生まれたハサミ
「日本刀ハサミ」を販売するのは岐阜県関市にあるニッケン刃物株式会社。岐阜県関市といえば日本国内有数の刃物産地であり、鎌倉時代末期より数々の優秀な日本刀を生み出してきました。
今から約800年前の鎌倉時代に、九州の刀匠・元重が関へ移り住み、日本刀を作ったのが関の刃物の始まりと言われています。
関は、松炭や焼刃土、長良川や津保川を流れる水といった良質な資源に恵まれた環境であったため、多くの刀匠たちが集まり、刀鍛冶が盛んになりました。
また、関の刃物は芸術性が高く、「折れず、曲がらず、よく切れる」といった優れた実用性を誇る名刀(関伝)の名を全国に広めていきました。ニッケン刃物株式会社
日本刀を模した「日本刀ハサミ」織田信長モデル
現在までに「金龍モデル」や「織田信長モデル」が発売されている日本刀ハサミ。
織田信長モデルは昨年10月に販売が開始され、「おみやげグランプリ2016」のグッズ・ノベルティ部門でグランプリ・観光庁長官賞を受賞しました。お値段はひとつ12,000円。
参照元:おみやげグランプリ2016
1月18日には「真田幸村モデル」の発売が開始!
日本刀ハサミ 真田幸村モデル
日本刀ハサミ 忍者刀鋏
織田信長モデルに続いて、1月18日には新たに真田幸村をイメージした「真田幸村モデル」そして、忍びの刀をイメージした「忍者刀鋏」の販売が開始されます。
刃紋も丁寧にほどこされている「日本刀ハサミ」。お値段は高いですが海外のみならず日本国内でも人気の高まりそうな一品です。
参照元/画像出典:ニッケン刃物株式会社