宮崎県は、全国でも有数のサーフスポットに恵まれています。
サーフィンの聖地とも呼ばれ、「サーフィンが好きだから」という理由で移住者がいるほどです。
県外からのサーファー客も多く、今回初めて経済効果を調査する試みが行われました。
約700人にアンケートを実施し計測
調査対象となったサーフスポットは、国際大会も実施される宮崎市の木崎浜、日向市のお倉ケ浜です。
調査方法は、主に8月の土日に、両海岸で宿泊先や消費額などを質問するという形式です。
アンケート結果と、推計を合わせた結果は以下のようになりました。
1人あたりの消費額を平均すると、木崎浜6万383円、お倉ケ浜1万7827円。
年間の消費額とすると、木崎浜が12億6758万円、お倉ケ浜が4億9672円となると見込まれています。
合計すると、約17億6000万円となります。
今回の調査により、サーフィンが誘客の強みとなりながらも、現在まで実態が不明瞭だった経済効果がこのように明らかになりました。
この結果を受けて、より具体的な誘客や、より良い対策がとれそうですね。