11月30日、埼玉県上里町で、地方のスマートシティ化に向けた取組が始まりました。
太陽光発電で充電した超小型電気自動車(EV)を町民が活用するというもので、「上里町超小型モビリティ実証実験」と命名されています。
太陽光発電設備のある一般家庭を主な対象として、超小型EVを2週間単位で貸し出すというものです。
超小型モビリティとは?
超小型モビリティとは、交通に関する抜本的な省エネルギー化を行いながら、高齢者をはじめとして、あらゆる世代に、新たな地域の手軽な足を提供するという目的で開発されたものです。
その結果、移動の質の向上をもたらし、省エネ時代、少子高齢化時代の「新たなカテゴリー」の乗り物とされています。
上里町は、主政策のひとつとして低炭素社会への取組を掲げており、今回の実証実験に繋がることになりました。
地方創生、自立支援の方法として検討中
実証期間は、2月29日までとなっており、高齢者や子育て世代や農業従事者などに貸出を行い、実証実験を行います。
それぞれの生活スタイルの中で、どのように活用され、その結果、モビリティの改善点や、交通インフラの課題を洗い出し、低炭素社会での安全で新たな移動手段について検証を行っていくのだそう。
地域発のスマートシティへの取組としても注目されています。
実証実験の経過が気になりますね!