歌手の馬渡松子さんをご存知ですか。
代表曲は、『幽☆遊☆白書』のOP主題歌「微笑みの爆弾」と言えば、ピンとくる方も多いはず。
実は宮崎県出身で、現在は宮崎市で音楽スクールを行っていらっしゃいます。
そんな馬渡さんが、みやざきスタートアップセンターが主催する第3回ビジネスプランコンテストに出場し、「アニコネで宮崎を神聖化」というプランで最優秀賞を受賞されました。
一次休業していたアーティスト活動を再開するにあたり、地元では場所がない。
県外では引く手あまたという状況となったときに、宮崎をアニメで活性化できる可能性を考えるようになったそう。
なぜ、宮崎なのか。その理由と可能性を聞きました。
宮崎がアニメの聖地になれる3つの理由
1. 未開拓であるからこその可能性
音楽は言葉を超えると思っています。
東京でなくても、宮崎で発信も問題なくできます。
チャレンジ精神・ガッツが宮崎県民はあるし、今までに同様の取組がないからこそ、慣習的なしがらみもなく、ユニークな取組ができると考えています。
完成されたものではなく、社会に貢献できることを、宮崎の個性で作っていくことができるはずです。
2. 流通ルートがないからこその可能性
物理的な流通ルートに難がある分、インターネットを活用したり、工夫のしがいがあると思います。
頭を使って、逆に活かしていくようなことをしたいです。
3. 両極端を繋げる
大自然がある一方で、テクノロジーだったり最先端の部分が一緒になりやすいと思っています。
デジタルだけど、アナログというか。それができる土地が、宮崎だと思います。
神々の街として、伝統文化とつながれるはず。
神楽とのコラボレーションなんかも楽しそうです。
宮崎で活躍できる人を増やす
宮崎で活躍できる場所を作ることが、活躍できる人を増やすことにつながっていくと思います。
音楽だけで食べていける人が宮崎ではまだまだ少ないです。
そこからがスタートです。
活躍できる人は出て行ってしまっているのを、宮崎で活躍できる場を作ることで食い止めたいんです。
大きなイベントが実施できれば、経済効果もあるし、交通ルートや観光ルートの整備にも繋がります。
宮崎県全体の活性化に繋げることができればと思っています。