大曲の花火(全国花火競技大会)は、全国的にも有名です。
私も2度、生で見たことがありますが、半端じゃない。本当にスゴいです。
単純に、この大会で披露される花火たちがスゴいわけですが、ではなぜ、数多くのスゴい花火が秋田県の大仙市大曲(だいせんしおおまがり)で打ち上げられるのでしょうか? なぜ、他の都道府県の地域ではなく、ここなのでしょうか?
大曲でスゴい花火が打ち上がる3つの理由
こちらは2014年に開催された「第88回全国花火競技大会 大曲の花火」で、最も高い評価を受けた花火です。このような花火が、秋田県大仙市大曲で打ち上げられるには、3つの理由が存在します。
大曲の花火競技大会の識者の間で最も権威ある大会として位置づけられているのは、まず、花火をつくった本人が自らの手で打ち上げる真の競技大会であること。
つぎに、この競技大会では内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣奨励賞が授与されることです。そして、競技玉として創造花火が採用されたこと。この花火はテーマをもうけて、創造性の高い花火を自由に組み合わせることにより、ストーリー性があり音楽イメージと合った作品を競い合うもので、毎年斬新なテーマ性に優れた花火が、夜空いっぱいに描かれます。
□出典:全国花火競技大会「大曲の花火」オフィシャルサイト|大曲商工会議所
簡単にまとめると、以下の通りです。
1:全国の一流花火師によるガチ勝負
2:全国に2つしかない
内閣総理大臣賞が贈られる大会
※大曲と土浦全国花火競技大会
※2位以下の賞も大変名誉
3:全国で初めて
創造花火を競技として採用
実際、大曲の花火は、「日本三大花火大会」及び「日本三大競技花火大会」の1つとして選ばれています。