創業宝暦二年(1752年)、富山県小矢部市にある和菓子屋「五郎丸屋」
雪の深い北陸、雪が消えかかる如月、弥生の寒い朝に
水溜や水田一面に張る薄氷の姿を映した銘菓「薄氷」
富山特産の新大正米を使用し精製した薄い真煎餅に、
阿波特産の高級和三盆糖を塗り重ねています
口の中に入れると薄氷が溶ける様にスッと溶け、
後に和三盆糖の独特の風味が残ります
T五は薄氷を現代風にアレンジした見た目も美しいお菓子
桜、抹茶、柚子、和三盆、胡麻
五つの色合いTONE 五つの味わいTASTEは
樹木や草の匂い 通り抜ける風 鳥たちの囀り いくつもの小さな滝の響き
それら移ろいゆく季の中の呼吸をグラデーションで表しています