急成長している配車サービスですが、その筆頭である「ウーバー」を利用した実験が富山県で始まるかもしれません。
ウーバーテクノロジーズの日本法人と、富山県南砺市が一般のドライバーが乗客を運ぶライドシェアの実験に向けた調査・研究に共同で取り組む協定を締結したと発表しました。
過疎地や観光地での効率的な配車に向けて
今回ウーバーと協定を締結した南砺市は、高齢化や過疎化が進み、公共交通機関だけに頼らない住民の移動手段の確保が課題となっています。
今回の協定により、地元企業や国、住民と連携しながらサービスを検討・実験していくとしています。
市民が自家用車を使う無償の送迎サービスについても検討するとしています。
モデルケースとなるか
南砺市が抱える課題は、地域特有のものではなく、日本の地域が抱える問題だといえます。
実験の結果、地域住民の生活にとってより便利で手軽な手段を作ることができれば地域課題の解決策のひとつとして有効に機能することが期待できそうです。