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北海道移住-北見市・温根湯温泉で人々を惹きつけてやまない、若き水族館館長の手のひらに映るもの

北海道北見市留辺蘂町(るべしべちょう)温根湯温泉。僻地にある温泉街は、過疎化が進み温泉資源を活用した観光業も低迷を続けていた。この街の中心にあるのは温泉街と道の駅、そして今回紹介する山内創さんのいる「北の大地の水族館(旧山の水族館)」だ。

1978年に建築され、オープン当初は年間5万人の入館者数を誇っていたが、2000年ごろには2万人にまで減少。設備の老朽化、集客力のある展示への課題、予算との兼ね合いなどさまざまな問題を抱えていた当館だったが、2012年7月にリニューアルオープン。山内さんをはじめとするスタッフによって作られたこだわりの展示や、独自性のあるイベントによって毎年多くの観光客を迎え入れる、温根湯温泉に欠かせない存在だ。

「好き」と「職」。とてもシンプルな理由で決めた移住

北の大地の水族館を任されている山内創さんは、1987年生まれ。現在31歳と若く、その姿はエネルギーにあふれていた。さわやかな笑顔を携えて、ざっくばらんに物事を語る姿には偽りがなく、多くの人を惹きつける。新たなイベントや展示方法などを生み出す企画力と、それを実現させる実行力はいずれも評価が高く、一目置かれる存在である。

温根湯温泉の顔といっても過言ではない彼が、この地に移住したのは2012年のこと。大学卒業と同時に、就職のためにここへ来たという。このとき、山の水族館ではリニューアルに伴い学芸員を募集していた。

「学芸員としてチャレンジできる環境がある」。住んだことのない地域への移住を決めた理由は、とてもシンプルだった。

幼いころから魚が好きで、熱帯魚など生き物はずっと飼っていました。水族館で働くことを具体的に意識したのは高校に入ってからのことです。高校卒業後は水族館の飼育員などを養成する専門学校へ行きましたが、「さらに学び、学芸員を目指したい」という気持ちが芽生え、専門学校の卒業を待って北里大学の海洋生命科学部に入学しました。

大学在学中に東日本大震災を経験するなど、波乱に満ちた大学生活でしたが得るものも多く、特に「人里離れた場所で生活する」ことに対しては、ここで鍛えられました。ここも田舎町ですが、栄えている北見市がすぐそこにあるので不便だと感じたことはないですね。

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