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尊敬する人は「父親」です。福井県鯖江市の伝統工芸を守るために東京の私ができること

「尊敬する人はだれですか」という質問を、多くの方は受けたことがあると思います。

その答えに、「父親です」と即答できる方はどれくらいいるでしょうか。

父親の仕事を応戦したいという思いで、行動を開始した東京のサラリーマンがいます。

蒔絵師の父親が背中で教えてくれたこと

森田さんの父。蒔絵師として活躍している

福井県鯖江市出身の森田裕士さんは、尊敬する人は父親ですと即答します。

森田さんの父親は、越前漆器の蒔絵師として活躍されている方のひとり。

幼いころから、暇があれば父親の職場を訪れ、その繊細な仕事を尊敬していたと森田さんは言います。

父親は、今年57歳、この道42年目となる職人です。

幼いころから、私は不自由を感じたことがありません。それは父親が、「蒔絵師」という仕事で稼いだお金を、自身のためではなく、子どもたちに使ってくれたからだと今ではわかります。

父親が寝る間も惜しんで手がける商品をもっと多くの人に知らせたいのです。

伝統工芸は、かっこいいということを伝えたい

森田さんを動かしたのは、伝統工芸の危機が、越前漆器に迫っていることを知ったからです。

需要の低迷による生産数の低下や、担い手の高齢化・後継者不足など、様々な要因が組み合わさり、伝統の技が途絶えてしまう危機に直面しているのです。

私は職人ではありません。しかしその素晴らしさを知っているからこそ、応援したいと思っています。同じような思いの人が増えれば良いのではないか。

その思いから、伝統工芸を行う職人さんたちを映像におさめ、多くの方に見ていただく計画を思いつきました。

現地を訪れて、体験してもらうことが願い

実際に現場を訪れ、話を聞く。森田さんは情報発信も行っている。

森田さんの父親への思い、故郷への思いを込めて、プロジェクトが走り始めました。

制作資金の一部をクラウドファンディングを活用して集めることで、その過程でも多くの方に、福井の伝統工芸を知っていただきたいという思いがあると、森田さんは語ります。

越前漆器は長く、丁寧に使い続けられるものです。修理や塗り直しを行うことで、ずっと生活のそばに一緒にいられるんです。

だからこそ、このプロジェクトや、完成する映像を見て、漆器を知っていただいて、実際に買いに訪れていただいたり、修理に訪れていただいたりして、福井に人を呼べるようになればと思っています。

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