富山県でしか捕れない「白エビ」とは?エビ漁獲量第1位の秘密に迫る

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日本人にとても人気の高いエビ。

しかし現在はほとんどが輸入に頼っていて、国内の漁獲量は輸入のわずか10分の1に過ぎません。

国産のエビの希少さがわかりますが、その中でも、漁獲量1位は3,035トンの北海道、2位は1,496トンの静岡県で、以降は愛媛県、佐賀県、兵庫県と続きます。

一方で岩手県、福島県では漁獲がなく、宮城県も著しく低くなっています。

これは東日本大震災が2011年に起きてエビ漁の操業ができなくなったためです。

漁業就業人口1人あたりでみると富山県が第1位!

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就業人口あたりの漁獲量で見ると、富山県が0.41トンで全国1位となります。

平均の約4倍で、世帯あたりのエビ消費量でも第4位の県であることからすると、富山県の漁業に占めるエビの重要さがよくわかりますし、エビはホタルイカとブリとともに県のさかなとして指定されています。

エビの中でも特に白エビが有名で、その漁獲量が多いのには、川の流れと海底の地形が関係しています。

神通川や庄川が流れ込む湾の海底に「藍瓶」という谷があり、そこで獲れる白エビが絶品といわれています。

富山だけで捕れる白エビって、いったいどういうエビ?

白エビは、世界でもここでしか獲れないため、大変希少価値の高いエビです。

小さなエビで「富山湾の宝石」という異名を持ち、上品な甘みとトロリとした食感がすばらしいエビなのですが、残念ながら、近年まではサクラエビの代用とされたり、だしをとるのに用いられたりと、あまり、食材として積極的には用いられませんでした。

そもそも白エビは薄い桜色のエビなのですが傷むと乳白色になるという特徴があり、殻が固く身が傷つきやすいので、傷むのも早かったのです。

そのため白エビと呼ばれていたのですが、このことからも新鮮な白エビが貴重なものであることがわかります。

白エビ料理を楽しめる場所は?

輸送や保存の技術が向上して新鮮なものが出回るようになってからは、白エビはメインの食材として積極的に利用されるようになってきました。

白えび天丼、刺身、白えびせんべい、白エビバーガーなどその利用方法も様々です。

岩瀬浜の老舗料亭の「松月」では、200匹もの白エビの皮をむいて作った団子を炭火で焼いた福だんごが会席料理のなかの1品として供されます。

また、グランドプラザ前電停近くのイタリアン「クオーレ」では白エビを使ったパスタがいただけます。

白エビは和洋ともに、また伝統的な料理から新しい味にまで使われるので、お好みに合わせて白エビ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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