宮城県にある国宝・大崎八幡宮で、300年続く「松焚祭」

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全国各地で様々な祭りが行われる、日本。

宮城県内の多くの神社では、正月飾りや古神札を焼納し、その「御神火」にあたることで新たな1年の無病息災・家内安全を祈願する祭りが行われます。

長い歴史を持ち、地域の人々と密接に関わってきた祭りです。

宮城県にある国宝・大崎八幡宮で、300年続く「松焚祭」

Donto-sai Festival竹駒神社どんと祭

宮城県を中心に行われるその祭りは、「どんと祭」や「左義長」と呼ばれます。

宮城のローカルテレビ局「ミヤテレ」が制作した『みやぎ遺産』でも紹介されており、特に大崎八幡宮の「松焚祭」が有名です。

1月14日、宮城県各所で行われる「どんと祭」。
そのルーツは、おそよ300年の歴史を持つといわれている大崎八幡宮の「松焚祭」。

□出典:みやぎ遺産

「松焚祭」は、10万人もの参拝客が訪れる、全国的にみても最大級の正月送り(神送り)行事です。小正月の前日の1月14日の夜、正月中に各家庭へ訪れた神々を送るため、門松・注連縄・松飾りなどを焚き上げるのです。

「松焚祭」の伝統、裸参りを守れ

Dontosai Festival at Osaki Hachimangu Shrine

「松焚祭」では、お焚き上げと共に「御神火」を目指して参拝する「裸参り」が行われます。

元々は、この時期に酒の仕込みを行う杜氏が、事故無く美味しいお酒ができるよう参拝したのが始まりとされています。この慣習は、江戸時代中期には定着していたそうです。

白鉢巻き・白さらしを巻き、口には私語を慎む為に「含み紙」と呼ばれる紙をくわえ、右手には鐘・左手に提灯を持ち、市内各所より数千人が参拝するさまは、杜の都・仙台の冬の風物詩として全国に知られております。

□出典:大崎八幡宮

しかし、このような歴史ある祭りでも、現代においては継承していくことが非常に難しいのです。

それに危機感を感じた地域の有志が、仙臺伝統裸参り保存会を結成。2007年から活動を続け、最近では若い方の参加も着実に増えているそうです。

伝統は、このような地道な行動の積み重ねによって、守られていくのですね。気になる方は、動画をチェックしてみてください。

■詳細:Hulu「みやぎ遺産」

平安時代からの歴史、国宝・大崎八幡宮

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大崎八幡宮は、国宝にも指定されている仙台の総鎮守です。

平安の昔、東夷征伐に際して坂上田村麻呂は、武運長久を祈念すべく武門の守護神である宇佐八幡宮を現在の岩手県水沢市に勧請、鎮守府八幡宮を創祀しました。その後、室町時代に奥州管領大崎氏はこれを自領内の現遠田郡田尻町に遷祀し守護神として篤く崇敬した為、世に大崎八幡宮と呼ばれました。

□出典:大崎八幡宮

この時期に行くと、とても気持ちの良い場所です。歴史を巡りながら、地方にあるパワースポットに行ってみてください。

スポット情報

大崎八幡宮
□住所:宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6−1 MAP
□電話:022-234-3606
□詳細:ホームページ

■詳細:みやぎ遺産

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