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銀座「カフェコムサ」パティシエが宮崎県産の生ライチを選ぶ理由

銀座「カフェコムサ」パティシエが宮崎県産の生ライチを選ぶ理由

    CATEGORY: AREA:東京都

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宮崎県の中央部に位置する人口約17,000人のまち、新富町。東京ドーム約460個分にも及ぶ広大な農地を有する地域で、年間を通して多彩な農作物が収穫される。

そんな新富町で、マンゴーの育成技術を用いた「1粒1000円の国産生ライチ」がつくられている。その高級な生ライチは、品質の高さ・美味しさから、多くの人を魅了し、メディアにも多数取り上げられた。

「楊貴妃ライチ」としてブランド化を実現した地元の地域商社「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(略称:こゆ財団)」と、国産フレッシュフルーツを使ったスイーツを提供している「カフェコムサ」がコラボし、宮崎県新富町産「生ライチ」のケーキを販売している。

日本全国の生産者への想いや生ライチの魅力について、「カフェコムサ」コムサステージ銀座店でチーフ・パティシエを務める荒井 瞳さんにお話を伺った。

「カフェコムサ」パティシエが語る、国産生ライチの想いと魅力

アルバイト時代から含めると8年ほど「カフェコムサ」で働く、パティシエの荒井さん。「カフェコムサ」は、小さい頃に家の近くにあった憧れのお店だったという。

実際にパティシエとして働くようになり、社内研修で全国の農家さんを訪れ、地域のことやフルーツへのこだわりを直接聞くことで、食材と生産者への想いが強くなったという。

社内の農家研修に参加したり、農家さんのこだわりを聞いたり、そういう機会を通じて、直接フルーツをつくっている人の声を聞いて、その人たちの想いを考えると、ケーキをつくる時に自分の気持ちもこもります。

「カフェコムサ」では、店長・パティシエが直に農家さんのこだわりや想いを聞くことで、一つひとつのフルーツがどれだけ大切かを感じ、生産者とつながったケーキづくりを行っているそうだ。

国産生ライチの美味しさを伝えたい

ケーキづくりだけでなく、商品の企画にも関わっている荒井さんは、希少性の高いフルーツについても積極的に開発している。

商品展開を考える際、お客様に満足いただくためには、フルーツのクオリティの高さはもちろん、コストやケーキに使用できる量についても考えなければならないという。

実は、以前にも、宮崎産ライチを使ったケーキを提供していたことがあるのですが、生産量が少なく高級なため、またやりたいと思いながらも、なかなか開発が進みませんでした。

昨年(2017年)、こゆ財団さんから連絡をいただいて、「高級ライチの基準上、そのままでは商品にできない、ちょっと傷が付いたライチがあります。」というお話を聞いて、実際に試してみると、味は美味しいし、これならライチをふんだんに使えると思いました。

実際に、国産生ライチのケーキを見ると、上に乗っているライチの大きさと多さ、そして、そのアート性に驚く。

生ライチケーキへのこだわり

荒井さんに、そんなライチを使ったケーキのこだわりについて伺った。

ライチ自体が本当にそのままでも美味しいので、ライチの食感と美味しさを感じられるように、細かいカットは入れないようにしています。

ライチの芳醇な甘みや爽やかな酸味に合う味の相性を考えながら、クリームチーズのベースを決めていきました。

ふんだんに盛り付けられたみずみずしいライチの食感、口の中に広がるライチの味とクリームチーズの組み合わせが絶妙だ。

宮崎県新富町産・生ライチの魅力

実際に食べてみると、宮崎県新富町産の生ライチが、今まで食べてきたライチと全く違うことに驚く。その魅力について、荒井さんに伺った。

みなさんが食べているライチの多くは、台湾・中国・メキシコなどの海外産で、ほとんどが冷凍や缶詰め状態のライチです。海外の生ライチもありますが、旬が短い上に、新富町産の生ライチとは全く違います。

まず、海外のライチは小さなコロコロしたみなさんのイメージ通りですが、新富町産のライチは、1粒がゴルフボールかそれ以上の大きさです。そして、大きいだけではなく、身がプリッとして柔らかいので食感が凄く良いです。口の中で弾けるような新富町産のものと同じ食感のライチを探すのは、とても難しいと思います。

また、新富町産のライチは個体差が少なく、味にブレがないんです。全て100%のお味が出ているので、お客様に満足してもらえるものを提供する上で、安心して使えます。海外産は、酸味や甘みにばらつきがあると、ケーキのクオリティを維持するのが大変なんです。

実際に、生ライチのケーキを食べたお客様の多くが、国産生ライチの珍しさに驚き、「他のライチはもう食べられない。」と話されるそうだ。中には、「いつまでやっているの?また来るわ。」と、短い期間内にリピートを希望される方もいる。

「カフェコムサ」コムサステージ銀座店で、宮崎県新富町産「生ライチ」ケーキを提供するのは今年で2年目となる。

昨年、たった2週間の限定提供だったにも関わらず、お客様からもメディアからも多くの問い合わせがあり、先月にも「今年って、ライチケーキは販売するんですか?」と、お電話があったそうだ。

今年は、6月の中旬から7月の20日頃まで、コムサステージ銀座店限定で提供予定だが、生ライチが無くなり次第終了となる。一流のパティシエが認める、国産生ライチの魅力をぜひ感じてほしい。

店舗情報

「カフェコムサ」コムサステージ銀座店
□住所:東京都中央区銀座4-3-1
並木館B1F MAP
□電話:03-3535-1090
□時間:
・月〜土:11:00-23:00
・日・祝:11:00-20:00

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