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“伝わる”情報発信を目指す「情報発信力UPセミナー」の第2回講座。講師は放送作家・戦略的PRコンサルタントの野呂エイシロウさんです。
「天才・たけしの元気が出るテレビ‼」で放送作家デビューしたという野呂さん。「鉄腕!DASH‼」「ズームイン‼SUPER」「24時間テレビ『愛は地球を救う』」など、おなじみの番組を担当されてきました。
放送に初めて携わったのは、小学4年生の時。「運動会の行進が大っ嫌いで、運動会に参加しない方法を真剣に考えて、放送部になったらいいと考えた」というエピソードに、会場からは笑いが起きました。「婚活」ブームの仕掛け人としてのお話など、面白いエピソードも飛び出し、ワクワクする講座のスタートです。
PRの問題点は?
「それぞれが抱えている問題を解決する」ということで、野呂さんから「何をPRしたいか?」「メディアPRに関しての問題点は?」という質問が投げかけられました。野呂さんとのやりとりの中で、さまざまなジャンルの方が受講していることが分かります。
旅行会社、航空会社、テレビ局員、野菜販売、牛乳屋、鉄砲店など、みなさんのお話も興味深いものでした。野呂さんのアドバイスの中で、たくさんのアイデアが披露されます。
ここで、2人の方へのアドバイスをご紹介します。
メディアに出る可能性を作る
リレー中継、社長インタビューに出る
地元で3代続く牛乳屋の社長さん:牛乳で作ったノンアルコールの甘酒をPRしたいと参加しました。
はやりものをマネてみる
野菜や加工品などのお店の職員さん:お店の売り上げを伸ばしたいと参加しました。
トマトが10種類ぐらい入ってるセットがあったら欲しいな。小さいのから大きいのまで入ったトマト尽くしはどうかな? 100円野菜セットとかとかもいいね。
プレスリリースはラブレター
たくさんのプレスリリースを見てきたという野呂さんは「リリースって面白くないよね」と言います。
担当番組には毎週、約200社のリリースがあっても、ほとんどがボツになるとか。私の会社を取材してくださいではなく、何を取材してほしいのか、誰が対応するのか、どのコーナーで取り上げてほしいのか、結果を想像しながら書くことが大切です。
「企画書1枚で1億円も儲かった会社がいくらでもある」というお話を聞くと、不思議と勇気が湧いてきます。相手に通じる、愛情を持ったプレスリリース。
どんなプレスリリースが採用されるのかというポイントは、次回、後編でご紹介します。野呂さんの著作「プレスリリースはラブレター」もチェックしてください。
必ずアクションを起こして
最後に野呂さんから叱咤激励の言葉がありました。
みんなの胸に響く言葉でした。講座終了後は、講師の野呂さん、そして受講者同士で名刺交換。早速、アクションを起こしていたのが印象的でした。
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寄稿:川越 祐子