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地域商社が実践する稼ぐ農業。参加無料で、試食・お土産付き「アグリビジネススクール」開講!

地域商社が実践する稼ぐ農業。参加無料で、試食・お土産付き「アグリビジネススクール」開講!

    CATEGORY:講座 AREA:宮崎県

PR for アグリビジネススクール(宮崎県)

農家さんと一緒に食べて、話して、楽しみながら、稼ぐ農業について学べる新しい講座が、東京で始まりました。

その名は、アグリビジネススクールです。

農家さんと一緒に学ぶ場

アグリビジネススクールは、「稼ぐ農業ビジネス」をテーマに、実際に宮崎県で活躍する農家さんや流通・小売など、農業ビジネスに関わる方々をゲストに迎え、参加者と一緒に考える全国でも珍しい農業講座です。

毎月2回程度開催される連続講座で、毎回ごとに新しいテーマが設定され、学びを深めていけるようになっています。

2017年8月23日、第1回目となる講座が、東京・京橋のコワーキングスペースSENQ京橋で開催されました。

宮崎県の地域商社が語る、地域の課題を解決する商品開発

ホワイトボードも活用し、さながら大学のゼミのような雰囲気も。

ゲストは、宮崎県綾町で地域商社を営む梶山剛さん。

宮崎県綾町といえば、「有機農業発祥の町」として知られ、自然と人間の共生という価値観のもと、まちづくりが行われているという特徴があります。

実は全国に、「綾の野菜が大好き」というファンがいます。

埋もれている魅力を商品に

そのような町に、どのような課題があるのでしょうか。

綾町にも課題はたくさんあります。ひとつは担い手の高齢化。そして活用されない生産品があることです。

私は地域商社として、「売れるから作る」ではなく、「課題解決のために商品を作る」と考え、動き続けています。

売れないお米をカレーにする

梶山さんが最初に手掛けたのは、綾町産のお米をつかったグルテンフリーカレーの開発です。

「お米が売れない・儲からない」という課題が、お米農家さんを廃業の危機に追い込んでいました。

数年前になりますが、私たちは地域の宝を見つけました。それは美味しいお米です。でもそのままだと売れない。そこで新しく商品を作りました。「グルテンフリーカレー」です。

このカレーはいま売れ続けています。そして売れれば売れるほど、お米の消費量が増えていきます。

そうすれば、農家さんは継続してお米づくりができるというわけです。

一番伝えたい想い。商品の魅力を知ってほしい

講座では「綾町産のぶどう」が試食に。楽しみながら学ぶことができる。

梶山さんの地域商社としての役割は、地域の課題を見つけ、商品開発で課題解決を行い、実際に売ることで、都会と地方を繋ぐことです。

最も重要なことのひとつである「売る」ことに対して、独自の思いがあります。

「梶山ブランド」を作ろうと思って、毎月マルシェにでたり、インターネットを使って情報発信をしたりしています。

有名になりたいとか、話題になりたいとかではなく、「梶山から買えば間違いない」という状態にすることで、売る力をしっかりつけ、地域の課題解決ができるということに繋がると思っています。

だからこうしてみなさんに直接お話して、熱を伝える場をとても大切にしています。

梶山さんは、綾町の魅力を伝えるため、東京と宮崎を往復し続けています。

すると必然的に、地域の課題も、東京のニーズも、梶山さんに集まってきます。

後はどう解決していくかを、動きながら考え続けるというわけです。

アグリビジネススクールは相互に学ぶ場。新しい繋がりができる

イベント終了後には講師から直接お土産も。農業について学ぶ仲間が集う。

この講座は、講師が一方的に伝えるセミナー形式ではなく、参加者と一緒に語り、学ぶ場でもあります。

今回の講座でも、およそ30分間にわたって参加者との質疑応答が行われました。

参加者の方からは

同じグループで話し合う内に、農業に興味を持つ仲間を見つけられた。

という声も上がり、参加者同士で新しい繋がりができる場にもなっています。

参加無料で、試食・お土産付き!

次回は、9月2日(土)14時から、東京・京橋で開催されるアグリビジネススクール。

参加無料で、試食・お土産付きのイベントとなっています。

第2回は、宮崎県で農業を営みながら、カフェも経営する若手農家の黒木洋人さんをゲストに開催します。

無料の試食・お土産は、宮崎の特産品で市場になかなか出回らない、幻の柑橘「へべす」です。

農業や地域ビジネス、地方での働き方や移住などに関心がある方はぜひお気軽にご参加ください。