宮崎県の真ん中に位置する新富町。ふるさと納税を呼びかけるイベントが東京で開催されました。
食が豊富な宮崎県の中でも、特に豊かな食に恵まれた新富町らしく、日本の食文化をリードする京橋に、60名を越える人々が集まりました。
農業の危機をビジネスで解決
イベントのテーマは「農業ビジネス」です。
主催したのは、4月1日に活動を始めた一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(通称「こゆ財団」)。
農業を始めとする地域資源を活かした地域づくりを行う組織です。
農業の担い手が50%減少
「新富町は町の3分の1以上が農地で、東京ドーム461個分です」と、農業の規模感の大きさを語るのは、こゆ財団の執行理事を務める岡本啓司さんです。
野菜、果物、畜産のどれをとっても豊かな食があることが特徴です。しかしこの20年間で、農家戸数は半分に減少し、現在も減り続けている状況があります。
その地域課題を解決し、「強い地域経済を作る」を掲げて活動をはじめたのが私たちです。
こゆ地域づくり推進機構が進める稼ぐ地域づくり

こゆ地域づくり推進機構のロゴマーク
こゆ財団は、新富町を含む児湯郡一帯の地域経済を盛り上げる活動を行っていきます。
商品開発・販売、移住促進、人材育成の3つの領域で活動していきます。
私たちが考える農業ビジネスは、これまで利活用されてこなかったB級品と呼ばれる規格外品を商品化し、販路開拓を行っていくことです。
その結果、農家さんの収益アップに貢献し、持続可能な農業を中心としたまちづくりをおこなっていきたいと考えています。
お得なふるさと納税の案内も

エリアベスメロンの感想をインタビュー。自然に笑顔になる味です。
実はこのイベントも販路開拓の一環。
現在こゆ財団が取り組んでいる、新富町のふるさと納税に関連し、名古屋より東にはあまり出回っていない「エリザベスメロン」の試食が行われました。
新富町の特産品であるエリザベスメロンは、甘い香りと、黄色くてつるつるとした見た目が特徴のフルーツです。
今回は特別に来場者全員への試食が行われました。
「おいしい」が追い風に

来場者には特別にエリザベスメロンが振る舞われた
会場からは「こんな甘くて美味しいメロンは食べたことがない」という感想が出るなど、多くの人が興味を持った様子。
まずはこうして知っていただくことから始めなければいけないと思っています。そして町のファンになっていただいて、ふるさと納税をしていただき、それを利用させていただいて地域づくりを行っていきたい
と、岡本さんは狙いを語ります。
こゆ財団は今後も東京でイベントを開催していくと言います。
エリザベスメロンをふるさと納税でお得に
新富町にふるさと納税を行うと、お返しとしてエリザベスメロンを選ぶことができます。
希少なメロンを味わってみませんか。
こちらの特設サイトからお申込みいただけます。
関連リンク
こゆ財団の公式facebookページで今後のイベント情報などが案内予定となっています。
農業ビジネスや地域での起業に興味がある方は、フォローしてみてはいかがでしょうか。