「日本一のいなか町」と呼ばれる地域が、京都府南丹市美山町です。
日本の原風景とも言えるかやぶき屋根の家々が残り、現代とは思えないゆっくりとした時間が流れているところ。
特産品のひとつが、「美山牛乳」です。
美山牛乳を子どもと飲みたい3つの理由
1. 美山の大自然が育んだ牛乳
美山町は、西日本屈指の天然林が広がる芦生原生林や、清流・由良川など、豊かな自然環境が広がっています。
美山牛乳は、この恵まれた環境の中で飼育されている乳牛から生産されています。
牛がストレスを受けることなく、のびのびと育つからこそ、上質な牛乳を得ることができます。
2. 小規模だからこそ手間のかかる「保持殺菌」を実現
美山牛乳は、希少性の高い牛乳です。
なぜなら、町内の3軒の酪農家によって、計100頭の乳牛から生産され、1日あたり約3トンしか作られないから。
製造方法にもこだわっています。
通常大手が製造する牛乳は、120~130℃で2秒間の高温殺菌を行いますが、美山牛乳は85度で15分間の保持殺菌を行っています。
保持殺菌により、生乳そのものの風味と甘みを損なわないという特徴があります。
3. 顔が見える牛乳
image by miyama-milk-studio.com
小規模であることに加えて、手間のかかる製造方法を採用しているため、美山牛乳は、工場からなるべく近いエリアにだけ提供されています。
つまり、誰がつくっているのか、どこで作っているのかがわかる、「生産者の顔が見える牛乳」なのです。
「つい飲んでしまう」美味しさ
美山牛乳の美味しさに惚れ込んだひとりが、地域プロデューサーの斎藤潤一さんです。
美山町での地域ビジネス講座の講師として呼ばれた際に出会ったのが美山牛乳でした。
お昼ごはんの後に、ついつい手が伸びてしまいます。生乳以外使用していないという素材へのこだわりと、さっぱりしているのに、豊かな風味が美味しいですね。
美山町の地域の拠り所である、「道の駅 美山ふれあい広場」では、200mlの紙パックと、900mlのビンの2種類が販売されており、どちらも外国人観光客にも人気の一品となっています。
購入はクラウドファンディングで受付中
食品の製造と流通が複雑になり、安全・安心を判断することが難しくなっている現代において、美山牛乳はとてもシンプルです。
豊かな自然環境の中で、美味しい牛乳を作る。
ご家族みんなで、子どもと一緒に飲みたい牛乳です。
現在、美山町の魅力を伝えるクラウドファンディングが実施中です。
お返しに、「美山牛乳」もラインナップ。この機会に、希少な牛乳を味わってみてはいかがでしょうか。