歴史を受け継ぐ、日本庭園。
日本人は、昔から自然を愛し、その風景を庭園という形で再現しようとした。四季を通じて変わる景色は、人々の心を癒した。日本には、そんな歴史を受け継ぐ庭園が数多く残っている。
福島県の会津地方にも、そんな庭園の1つが残っている。
福島会津の日本庭園「御薬園」
福島県会津若松市、「鶴ヶ城」から徒歩15分ほどの場所にある日本庭園が「御薬園」だ。
国指定名勝にも指定される、池を中心とした回遊式庭園。各種薬草を栽培する「薬草園」があり、それが名前の由来となっている。
霊泉が湧き出したとされ、その起源は室町時代までさかのぼる、歴史ある庭園だ。
会津藩主が用いた小さな平家
「御薬園」の中には、会津藩主や藩の重役たちが用いた、「楽寿亭」と呼ばれる小さな平家が今も残っている。
元禄9年(1696)に建てられたもので、納涼・茶席・密議などに使われていたそうだ。
薬草茶の試飲で癒される
庭園の自然で癒された後は、薬草茶で癒される。
[voice icon=”https://machi-log.net/wp-content/uploads/2017/03/takahashi_black.jpg” name=”東北編集長 高橋” type=”l big”]4種類の薬草茶を試飲できる。
中には、癖のあるものもあるが、
自然と薬草茶で心も体も癒された。[/voice]
福島・会津若松を訪れた際には、是非チェックしてほしい。
スポット情報
御薬園
□住所:福島県会津若松市花春町8-1 MAP
□時間:8:30~17:00(入園締切:16:30)
□定休:無休
□料金:大人320円・高校生270円・小中学生160円