2017年も引き続き注目されている「地方創生」という言葉。
多用される一方で、現場に即した「地方創生」という言葉になっておらず、ひとつの流行ワードともなっているという懸念も聞こえてきます。
「地方創生ってどうなっていくの?」
そんな疑問に答えるために、日本全国で地域を舞台に活躍する方々が集結し開催されたのが、「地方創生どうなる会議2017」です。
5名の地域のトップランナーと共に、「地方創生の行方」を考えるイベントとなりました。
自由に生きる人の学びの場「自由大学」が主催
このイベントは、2009年の開講以来、200種類以上の講義を行い、約1万人の卒業生を輩出している自由大学が主催。
「もっと、ボーダレスに!もっと、情熱的に!もっと、みんなを巻き込む!」を2017年のスローガンに掲げ、活動領域を広げています。
今回のイベントは、今注目される地域での取り組みに対して一歩踏み込んだ内容を世に問うものとして企画されました。
地方創生のトップランナーが参戦
イベントのモデレーターを務めるのは、全国各地で地域の仕事づくりを行うNPO法人まちづくりGIFT代表理事の斎藤潤一さんです。
ゲストには、石川県小松市の古民家の再生や青山ファーマーズマーケットなども手がけるMedia Surf Communicationsの若菜公太さん、
不動産投資型クラウドファンディング事業を通して地方の遊休不動産の再生にも積極的に取り組む鬼頭武嗣さん、
島根県海士町で活動した後、地方と都市のよりよい関係性を東京から築こうとしている「巡の環」の信岡良亮さん、
以上の3人に加えて、急遽参戦が決定した総務省の大臣補佐官・太田直樹さんを迎えて、地方創生の本音トークが展開されました。