地域に特化したクラウドファンディングの展開を行う「FAAVO」(株式会社サーチフィールド・渋谷区)の全国各地からエリアオーナーが集まり2016年のキックオフ会議が開催された。
イベントでは、クラウドファンディングFAAVO本部からの
1,2016年のビジョン
2,昨年末リニューアルの成果発表
が中心に行われた。
その他では、各エリアからのクラウドファンディング成功ノウハウの共有など、クラウドファンディングFAAVOだからこそできるエリアオーナーが連結した会議となった。
注:達成金額は、クラウドファンディング主要プラットフォームの当社比較及びランクラウド調べより
まちで最も身近なクラウドファンディングになりつつある
FAAVOは、現在、全国53エリアまで拡大し、順調にエリアオーナーが増加中。
エリアオーナーも多様化が進んでおり、企業のみではなく、大学コンソーシアムや商工会議所と連携。
その他大学と連携し、学生のアイデアを実現させていく仕組み等を行っている
「地域らしさ」を見える化するために
FAAVOが目指す事は「地域らしさ」を見える化していく事。
その結果、出身者と出身地をつなげるきっかけづくりになることが狙いだ。
その一例として、クラウドファンディング国内最高金額の「蛍丸伝説をもう一度!大太刀復元奉納プロジェクト始動!」がある。このプロジェクトの概要は以下のとおり
集まっている金額
45,120,000円(目標 5,500,000円)
達成率
820%
支援者数
3193人
ファンディングは終了
各エリアオーナーからノウハウの共有
最後に、大阪、岡山、宮崎県のエリアオーナー・パートナーから、長期でFAAVOエリアオーナーを続けているノウハウとその秘訣が発表された。
大阪府のエリアオーナー株式会社NFLコンサルティングからは、クラウドファンディングFAAVOを活用して自社の強みを活かした商品を創るプロジェクト「現代サラリーマンの甲冑!真田幸村スーツで大阪の縫製業界を盛り上げたい!」を中心にしたストーリー
岡山県のエリアオーナーのレプタイル株式会社は、会社の創設とほぼ同次期に、FAAVOを活用することで、会社の成長につながった、その経緯と運営ノウハウを発表
宮崎県の共同エリアオーナーのNPO法人まちづくりGIFTからは、クラウドファンディングFAAVOをつうじて、宮崎県の文化が再発見されたり、新しい若手チャレンジャーが誕生し、エコシステムの形成に役立っている話などが発表された。
クラウドファンディングFAAVOの強みはエリアオーナーとの連携
今回取材してわかったのは、クラウドファンディングFAAVOの最大の強みは、50を超える地域のエリアオーナーとのネットワークだ。
また、そのネットワークを活性化させるリーダー、エンジニア、コミュニティマネージャーらのチームワークも強力だ
地域らしさを見える化する
まちで最も身近なクラウドファンディング
に向けて、着実に成長を続けるクラウドファンディングFAAVO。
地方創生の時代に新しい投資・クラウドファンディング文化をうみだせるかもしれない。
注:国内最高金額は、クラウドファンディング主要プラットフォームの当社比較及びランクラウド調べ