増加する訪日外国人観光客を地方創生に繋げるために、何が必要かをテーマに、地方創生インバウンド会議が開催されました。
地方へ外国人を呼び込む方法を探る勉強会です。
第一線で活躍するトップランナーがゲスト
ゲストは、インバウンド観光に関して最前線で活躍する3人の方々です。
全国で地域の仕事づくりに取り組む地域プロデューサーの齋藤潤一さん、訪日外国人向けメディア「MATCHA」を運営する株式会社MATCHA代表取締役青木優さん、宮崎市東京事務所副所長の川野元規さんです。
この勉強会を主催する、全国にネットワークをもちコールセンター事業などを展開する株式会社アイネットサポートの藤原さんを司会に迎え、イベントが始まりました。
ビジネスの仕組みを地域づくりへ
まず始まったのは、ゲストの方々の活動紹介です。
齋藤さんがテーマとしている「稼ぐ地域づくり」に関しては、ビジネスの仕組みを地域づくりに活用していくことの重要性が語られました。
様々な取り組みを事例に、行政ができていること、民間ができていることなどを例に、「稼ぐ地域づくり」に向けたアプローチを説明します。
訪日外国人のニーズを捉え、急成長のMATCHA
訪日外国人向けメディアの「MATCHA」は、現在月間100万PVを超える人気メディアに成長していると語る青木さん。
多言語展開し、200ヶ国以上からアクセスがあるといいます。
実際に現地を訪れて、そこにしかない魅力を見出して発信しています。現在では更に、その国の人に訴求するには、その国の人が中にいる必要があると考え、積極的に編集部に外国人の方に入っていただいています
と急成長の裏側を語ります。
どのように、外国人のニーズをリサーチしているのかという質問には、検索数、グループ数などの客観的な数字と、実際にヒアリングを通じて行っていると回答し、MATCHAが読み手のニーズを捉えた記事を配信し続けることで、利用者数が増えている現状がわかります。