日本の歴史で必ず出てくる「廃藩置県」。明治政府が江戸幕府以来あった「藩」を廃止し、新たに府県を置いたことを指した言葉です。廃藩置県の意外な歴史についてまとめてみました。
最初は3府302県あった日本
廃藩置県が行われたのは1871年 (明治4年) 。
その2年前には藩が有していた土地や人民の支配権を朝廷に返す「版籍奉還」が行われていますが、さらに中央集権体制を強化するため、江戸幕府以来続いた藩の体制を廃止し、府県を置く「廃藩置県」が行われました。
藩から府県へと変わった日本の地方。1871年の最初は3府302県からスタートし、同年さらに統合が進められて最終的に3府72県となりました。