今年日本で初めてスタートする「地域リーダー・インストラクター検定」の募集が開始されました。どのような内容なのかをまとめてみました。
地域おこしができる専門家を養成する検定
「地域リーダー・インストラクター検定」は、その名のとおり地域活性化につながる地域づくりができる専門家を養成するための検定。内閣府NOP法人いきいきつながる会と財団法人職業技能振興会が共同で実施する認定試験です。
今年初めて開催される試験は東京と大阪の2箇所で2016年4月24日に開催されます。
リタイアされたシニアの方にも期待
検定は、これからセカンドライフを迎える方、リタイヤされたシニアを中心に、地域で発生する様々な課題を単なるボランティアの領域を超え、新たな地域課題ビジネスの創生を目指してほしいとしています。
この検定のテキストには、一般社団法人シニア福祉相談士検定協会も共著しており、長年にわたり仕事を通じて培って来た知識と経験を活かし、地域再生の担い手として活躍するきっかけになるとして、特に団塊の世代を中心とした世代の受験に期待が高まっているようです。
試験日と試験の内容は?
4月24日に開催される初級の試験は35問のマークシート方式で行われます。
<試験内容>
1 地域リーダー・インストラクター
2 地方自治体が抱える課題
3 地域リーダー・インストラクターと「成年後見制度」
4 地域活動の担い手を育てるために
5 地域おこしの手法と国の政策について
6 地域における公共サービス
7 地域防災について
8 認知症についての知識
9 地域の高齢者を支える制度
10 高齢者の経済破綻問題
11 社会保障制度について
12 地域の子供とシングルマザーが抱える困難な問題
詳細はこちらから。財団法人 職業技能振興会