日本人にもっとも馴染み深い木のひとつである「杉」。
そんな「杉」が大好きでたまらない人たちが集まるイベントが大阪で開催されました。
その名は、「杉祭り in 大阪」。
杉を使った家具を製作するデザイナーや、建築家をはじめ、木こり、製材屋さん、木材屋さんなど林業関係者や、地方自治体の関係者や、教育関係者など、多様な方々が一堂に会するイベントとなりました。
杉祭りのテーマでもある「「緑の豊かさを守る」」は、2015年9月の国連サミットで採択された,2016年から2030年までの国際目標の1つでもあります。
グローバルとローカル両方の視点や現場の生の意見がでてきた杉祭り
当日のダイジェストレポートをお伝えします。
地域資源の「木材」を活用する
イベントを主催するのは、全国の杉関係者が集う団体である「日本全国スギダラケ倶楽部」の関西支部。
通称「スギやねん、関西」の面々です。
日本全国スギダラケ倶楽部とは?
日本全国スギダラケ倶楽部=通称「スギダラ」は、日本全国にありながら、今はやっかいもの扱いされている杉の魅力を再発見・再評価し、杉をもっと積極的に使っていこうという運動です。
この想いに賛同した大人や子ども、組織や企業、地域や分野を超えた仲間が集い、様々なプロジェクトを実行するためのゆるやかなネットワークだといえます。
「杉祭り in 大阪」も、この趣旨に則り、「未来のために、木のある暮らしを見つめなおそう」と題して開催されました。