宝島社が発行する「田舎暮らしの本」で2012年から毎年実施されている「住みたい田舎ベストランキング」。7月2日発売の8月号にて、初めてシニアに目を向けたランキングが発表されました。
年代に応じて異なる「移住」への着目点
2016年3月3日発行の4月号「田舎暮らしの本」では20代・30代を対象とした「20代・30代が暮らしやすい田舎」のランキングが初めて掲載されました。
こちらでは、「就職」「就業支援」「子育て支援」「住宅支援」など20代〜30代の移住に深くかかわる23項目でアンケートが実施され、兵庫県の洲本市が1位に、兵庫県朝来市が2位にランクインしました。
田舎暮らしの本「20代・30代が暮らしやすい田舎ランキング」1位は兵庫県洲本市
また、年代問わずアンケートが行われている毎年のランキングでは10の分野や全106項目のアンケートによりランク付け。2016年は過去最多となる574市町村からの回答を受け、総合1位には兵庫県朝来市が輝いています。
日本で唯一の田舎暮らし月刊誌が発表する “住みたい田舎ベストランキング” 1位は兵庫県朝来市と鳥取県岩美町
50歳から住みたい地方は「医療」と「介護」がポイント
シニア世代を対象とした今回のランキングでは191の市町村が対象。
「移住支援」や「住宅対策」など移住を考える際に重要なポイントを始め、シニアならではの「医療」や「介護」のデータも参照され、5分野、34項目のアンケート結果とともにランク付けされています。
第1位は福岡県北九州市
1位に輝いたのは福岡県北九州市。
北九州市は20年ほど前からシニア世代を意識した街づくりを目指しており、病院や介護施設の充実や歓迎度の高さなどから全国1位に輝いたそうです。
2位には新潟市と高知市がランクイン
2位以下には、同率で新潟県新潟市と高知県高知市がランクイン。次いで同率で山口県宇部市、大分県豊後高田市がランクインしています。
参照元/一部画像出典:PR Times 宝島社