第5回目のクラウドファンディングを活用した資金調達の方法のまとめとなりました。
今回は、クラウドファンディングを実施している期間中に、支援者を集めるためのアクションがテーマです。
10日前の準備から連動している
10日前からの準備と、スタート後に行っていくアクションは連動しているので、一緒に準備していくのが良いでしょう。
クラウドファンディング期間中に行う6つのアクション
クラウドファンディングのスタートとは、クラウドファンディング終了日までのカウントダウンのスタートでもあります。
目標金額を達成するためにできることは全部やりきり、終了日まで駆け抜けましょう!
6つのアクションに注目します。
1. 一斉に拡散をしてみよう「拡散祭」
スタートしたら、作成した支援依頼リストをもとに支援依頼を行っていきましょう。
その際に実行したいのが「拡散祭」です。
スタートの翌日または3日目に、意図的にSNSでの露出を増やすようにします。
・クラウドファンディングページのURL
・クラウドファンディングページへのコメント
を書き、Facebookなどに投稿を依頼してください。
スタートした直後に「誰も知らないクラウドファンディングページ」となっているページに注目を集め、第三者に対しても「こんなに話題になっているなら自分も支援しよう・シェアしよう」という気持ちになっていただくことができます。
2. カードやチラシを作成しよう
クラウドファンディングがスタートすると、すべての時間が広報タイムです。
必ずしもいつもインターネット上のページを見せることが有効とは限りません。
そこでどんな場面でもサッと相手に渡せて、説明ができるチラシや、名刺大のカードを作ることをオススメします。
常に持ち歩き、出会った方々に渡していくことで、有効に告知していくことができます。
チラシというかたちでお渡しできるため、後々思い出してもらいやすくなるという効果もあります。
1000枚でも、1万円以下で作成できるため、低コストで有効な手段にすることができるでしょう。
3. クラウドファンディングページの更新をしよう
拡散をしてくれた方のコメントや、チラシを渡しながら説明した相手から返ってきた言葉、SNSでリンクをシェアする際に付いているコメントなどは、すべてがクラウドファンディングページをより良くする材料です。
ページに、映像や写真や文章を追加したり、わかりにくい表現や、伝わりづらい表現を見なおしたりしましょう。
4. お返しを追加しよう
売れ行きに応じて、既存のお返しメニューと齟齬がなく、支援者に不公平感を抱かせないように気をつけながらお返しを調整していきましょう。
とっておきのお返しをタイミングよく追加することも検討してください。
5. レポートで活動をお知らせしよう
クラウドファンディング期間中は、あなたの行動に注目が集まっています。
目標金額達成のためにちゃんと行動しているか、諦めていないかという部分を特に注視する傾向があります。
逆に言えば、目標に向かって行動し続けている姿を見せれば、応援が増える可能性があるということです。
どんな些細なことでも構いません。
活動をお知らせしていきましょう。
地域特化型のクラウドファンディングFAAVOでは、レポートを更新すると既存の支援者の方に通知メールがいくため、レポートを起点に再度ページに訪れていただくことが可能になっています。
6. 積極的な発信をし続ける
クラウドファンディング期間中は、一種の「お祭」のようなものです。
自分が利用しているFacebookや、Twitterなどのソーシャルメディヤや、ブログ、その他に利用しているサービスがあれば、積極的に自分の言葉を発信していきましょう。
中には、毎日動画メッセージを発信し続けるという方など、ユニークな情報発信を行う方もいらっしゃいます。
できることは全てやってみる!
いかがでしたか。
クラウドファンディング期間中は、これらのことを繰り返しながら実行していくことがオススメです。
また実施するハードルは少し上がってしまいますが、関連するイベントを開催したり、新聞社など、大手メディアの取材を受けてみるということも効果的な手段のひとつです。
クラウドファンディングは、獲得金額だけに注目が集まったり、お返しのものにだけ評価が集まったりしますが、成功しているクラウドファンディングには、すべて目標金額達成までの道のりがあります。
成功への鍵は、そこにあるように思います。
ぜひ、自分自身のクラウドファンディングを行う際には、多様な事例をリサーチし、どのようなことができるかをまとめ、実行してみてください。
参照サイト
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