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求人:ネクストコモンズラボ・林篤志氏登壇!起業家にベーシックインカム?地方で働く、地域の未来を一緒につくるメンバー募集『Next Commons Lab 宮崎』

求人:ネクストコモンズラボ・林篤志氏登壇!起業家にベーシックインカム?地方で働く、地域の未来を一緒につくるメンバー募集『Next Commons Lab 宮崎』

    CATEGORY: AREA:東京都

PR for こゆ財団

東京で暮らす人々、特に20代後半〜30代で、地方移住への関心が高まっている。

働き方改革関連法案が成立し、実際の運用方法について懸念する声も多いが、要は選択の問題だ。いつ、どこで、どのぐらい働くかということを選べることが少しずつ当たり前になりつつある。後は、働く自分自身がどう選択するかだ。

選択肢の1つとして、地方で働くことが挙げられるが、東京で暮らす多くの人がハードルの高さを感じているようだ。まずは、地方で行われている様々な取り組みについて、知ってみることが重要だ。

地方で働く、新しい求人のかたち

7月18日 (水) 19:30-21:30、HUMANS by Next Commons Lab(東京・渋谷)にて、『Next Commons Lab 宮崎』という新しい取り組みのキックオフミーティングが開催された。

Next Commons Lab は、地域の課題解決や、さまざまな資源の有効活用などといった事業テーマを提示し、その実現にチャレンジしたい人財を募って事業を大きくしていくためのプラットフォームである。

2016年に岩手県遠野市でスタート後、全国各地で Next Commons Lab が立ち上がっている。その代表を務めるのが、林篤志さんだ。

林篤志さんのプロフィール
一般社団法人Next Commons Lab 代表理事
1985年生まれ。ポスト資本主義社会を具現化するための社会OS「Next Commons Lab」をつくる。2016年、一般社団法人Next Commons Labを設立。自治体・企業・起業家など多様なセクターと協業しながら、新たな社会システムの構築を目指す。日本財団 特別ソーシャルイノベーターに選出(2016)。Forbes Japan ローカル・イノベーター・アワード 地方を変えるキーマン55人に選出(2017)

地域に新たなチャレンジャー(起業家)を投入することで、地域の未来をいっしょにつくっていく取り組みと言える。そこで鍵となるのが、「コーディネーター」と呼ばれる存在だ。

全国から集まる起業家たちをサポートし、地域とプロジェクトにおける関係者(地元プレイヤー・行政・企業・地域住民など)の間を取り持ち、みんなを巻き込みながら、クリエイティブなコミュニティを形成し、プロジェクトを加速させることが、「コーディネーター」の大きな役割となる。

『Next Commons Lab 宮崎』がスタート

宮崎空港から車で約30分、人口約17,000人の小さな町・宮崎県新富町。農業が盛んで、太平洋に面した豊かな海岸線は、その美しさからアカウミガメの産卵地にもなっている地域だ。

2017年4月、新富町で観光協会が解体され、1つの地域商社が設立された。それが、経済誌「Forbes JAPAN」で「地域を救う人、事業」九州版の1つに選出された「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(略称:こゆ財団)」だ。

『Next Commons Lab宮崎』は、こゆ財団がビジョンとして掲げる「世界一チャレンジしやすいまち」を具現化するため、Next Commons Lab のスキームを使いながら、新富町ならではの新たな社会実験に取り組んでいく。

大きければ大きいほど良いという考えを捨て去り、人間らしいスケールで、美しい世界を創造する。小さくても、無謀でも、あらゆるチャレンジを応援する文化と環境があれば、人間らしい世界を取り戻し、地域はより豊かな場所へと変わってゆくはず。

こゆ財団は、地域の未来をいっしょにつくるメンバーを募集している。

□起業家:10名×10事業
□コーディネーター:3名

求人詳細・エントリー

南国宮崎の小さなまちを舞台に、食・農・テクノロジーを核としたビジネスを集積させ、小さくて強い経済圏をつくろうという取り組みが始まっている。

起業家にベーシックインカム

Next Commons Lab の取り組みの大きな特徴の1つとして、起業家へのベーシックインカム支給制度が挙げられる。

一般的に、給与をもらう従業員とは違い、起業家・経営者には金銭的保証は無い。それが、起業する上でのリスクと捉える人も多いと思うが、Next Commons Lab では、総務省の地域おこし協力隊の制度を活用し、ラボメンバーとして地域に参画する起業家に対し、一定期間・一定額の最低限所得を保障する仕組みを採用している。

この点において懸念があるとすれば、ベーシックインカムがあるから申し込むという人が増えないかということだ。

大切なのは、どれだけ自分を守れるかではなく、自分は地域のために何を実現できるかというマインドだ。

自らビジネスプランを考え、新しい事業を生み出し、地域の未来を共につくっていける人でなければ、このような主体性が求められるプロジェクトへの参画は難しい。

受け身で、決まったことを遂行するだけでなく、地域のために具体的な事業計画を立案し、失敗を恐れずに、行動を起こせる人が求められている。

次回イベント情報

次回のイベントでは、2018/08/09 (木) の20時から、HUMANS by Next Commons Lab(東京・渋谷)にて、Next Commons Lab 林氏と地域プロデューサーとして全国の地域の仕事づくりを行う齋藤氏が、「地方の未来の予測」対談が行われる。

■開催概要
□日時:2018年8月9日(木)20:00-21:30
□場所:HUMANS(渋谷区神宮前6-27-4 東武第二ビル2階)
□料金:参加無料
□定員:50名