第4回目のクラウドファンディングを活用した資金調達の方法のまとめとなりました。
今回はクラウドファンディングでスタートダッシュを決めるために必要なことがテーマです。
10日前から勝負は始まっている!
クラウドファンディングページの準備と、支援者を集めるための準備を進めた上で、スタート直前にどんなアクションを行うのが良いかを確認していきましょう。
10日前に行う3つのこと
準備が整い、クラウドファンディング開始予定日の10日前になったら、スタートダッシュを行うための準備も始めましょう。
3つのことに注目します。
1. 下書きを10人に見せて、フィードバックをもらう
クラウドファンディングページの準備のひとつの項目と言っても過言ではないかもしれませんが、下書きが完成した段階で、最初に支援者になってくれそうな方10人にページを見ていただきましょう。
クラウドファンディングサービスには、「プレビュー機能」が用意されているため、実際にPCやスマートフォンの画面でページを確認することができます。
例えば、
・このクラウドファンディングに対して、支援をしたいかどうか?
・支援をしたくないなら、それはなぜか?
・客観的にみてのアドバイス(わかりにくいところや、不要な部分がないか)
といったことを聞いてみてください。
これらへのこたえをもとに、下書きを完成させましょう。
2. 応援してくれる人を10名確保
クラウドファンディングに共感してくれた人を、一歩進んで、応援団になってもらいましょう。
スタートダッシュを行うためにも、スタート直後に、Facebook等で積極的にシェアしていただくことを約束しましょう。
これは、クラウドファンディングの広報チームを作っていくことと同じです。
誰が応援してくれると、支援の輪が広がっていくかという観点から、誰にお願いするのが効果的かを検証していきましょう。
事前告知もおすすめ。
開始3日前から、「あと3日でいよいよスタート!」など、注目をあつめる仕掛けになります。
3. 「2つのこと」にわけて説明する
支援者を集めるための準備の中で、支援をお願いする方のリストを作成しました。
この方々への告知活動は、スタート10日前から始まります。
大事なことは、多くの人はクラウドファンディングを知らないということです。
そこで、2つのことにわけて、実行しようとしているクラウドファンディングについて説明します。
(1)自分のクラウドファンディングで実行しようとしている内容
(2)クラウドファンディングの説明(ルールや期限など)
これらの項目は、日を分けて説明するのがおすすめです。
特に、目標金額に達しないと決済が行われないといったクラウドファンディングのルールや、Facebook等でシェアすることで、支援に繋がるといった、クラウドファンディングの説明も丁寧に行いましょう。
多くの事例では、「クラウドファンディングで実行しようとしている内容」だけ伝えてしまうことで、「クラウドファンディングの説明」が疎かになり、結果的に何をどうすれば良いのかわからないから、とりあえず支援だけしておくということになりがちです。
特に、最初に支援を依頼するような既につながりのある方々には、クラウドファンディングの説明もしっかりと行い、情報の拡散などでも力になっていただけるようにしましょう。
10日前のアクションでチャンスを掴む!
今回のテーマは、クラウドファンディングのスタートダッシュのための方法です。
ずばり、スタート前にどれだけのことができるかということが、うまくいくかどうかの分かれ道だといえます。
スタートした際に、スムーズに応援の声が集まるようにするためにも、ひとつひとつ丁寧におこなっていってください。
参照サイト
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