伝統工芸の原点をデザインで進化
渋谷ヒカリエのd47 MUSEUMで開催されている「デザイン物産 2014」に行ってきました。
デザイナーのナガオカケンメイさんが全国47都道府県で集めた伝統工芸品や食品が、原点としてずっと変わらず残ってきているもの【 Origin 】と、デザインによって進化したもの【 +Design 】が対比で展示されています。
大島紬の赤ちゃんグッズ
鹿児島県の展示では、奄美大島の伝統織物である大島紬の反物と、大島紬で作った赤ちゃん用スリング。
「おしまつむぎ baby’s gift」というブランドで販売されています。
デザインはコスチューム・デザイナーのひびのこずえさんと、ユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学さん。
独楽の技術を活かしたおしゃぶり
福岡県で100年以上、独楽をつくり続けている「独楽工房 隈本木工所」。
伝統的なろくろの技術を活かして、子ども向けのおもちゃをつくっています。
独特な形をしたおしゃぶりは、自然の木の香りと肌触りが良さそうですね。
子どもたちの未来に繋げる伝統のものづくり
日本の伝統文化を子どもたちに繋げるためには、子どもたちに伝統的なものを使ってもらうことが大事です。
今回の展示では、伝統的なものが、デザインという力で未来に向けて進化しているものがたくさんありました。
展覧会は10月19日までです。
日時 2014年8月7日(木)〜10月19日(日) 11:00〜20:00(入場は19:30まで)
場所 d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ 8F)
入場料 無料
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