雪国らしい、刺すような寒さの朝を迎え、2日目がスタートしました。
2日目は、お待ちかねの「ジョセササイズ」からスタートです。
「ジョセササイズ」は人を幸せにできる!
レクチャーを行うのは、日本ジョセササイズ協会会長の鈴木孝之さん。
ジョセソンは、雪国にとって避けて通れない除雪という大変な行為を楽しもうという精神から生まれたこと、雪で困っている方のために除雪をすると、「ものすごく感謝される」というエピソードを紹介し、ジョセソンとは、「周りの人を幸せにできる初めてのエクササイズ」だと熱を込めて語ります。
実技の前に、ジョセササイズ協会の認定試験が行われ、会場が廃校となった学校ということも手伝い、「学校でテストが懐かしい」などの言葉も聞かれる中実施されました。
これが「除雪ハイ」か?!初めてのジョセササイズ
ジョセソンの「学科試験」の後は、いよいよジョセササイズ本番。
準備体操を念入りに行い、スコップの扱い方のレクチャーを受けます。
参加者の半分ほどは、除雪作業が初めてということで、興奮の眼差しでスコップを握ります。
会場となっている校舎に積もった雪を、せっせとジョセササイズ!
賑やかな「除雪ハイ」の中、額に汗を流しながらジョセササイズは続きます。
短時間のジョセササイズでしたが、参加者の誰もが、除雪の大変さと楽しさを体験した時間となりました。
最終プレゼン!西会津に本気になる2日間
その後は、いよいよ最終プレゼンです。
「偶然(たまたま)」をキーワードにした西会津を知るきっかけの提示や、「西会津に外国人を呼ぼう」という、各チームの趣向を凝らした発表が続きます。
今回のポイントは、実際に町の方からのヒアリングを行っていることでしょう。
実際に地域の声に根ざした部分から出発し、他地域の事例などを参照しながら、うまくアイデア化していた部分が目立ちました。
会場には、町の人達に加えて、西会津町町長も駆けつけ、今回の取り組みへの注目度の高さが伺えます。
「これパクって良いですか?」という発言が飛びだすなど、実際にすぐにでも着手できそうなアイデアも話題になった第1回「ジョセソン」。
西会津国際芸術村のコーディネーターである矢部佳宏さんは、「今後も『西会津』を知ってもらうために、色々と行っていきたい」と語り、あっという間の2日間のプログラムが終了しました。
今回出たアイデアをアイデアで終わらせず、小さくても何かを始めるきっかけになることが期待されると共に、西会津町がさらに盛り上がる一歩目として成果の上がるイベントだったといるでしょう。
「第1回ジョセソン in 西会津町」
主催:Nishup49、西会津ふるさとファンづくり協議会
協力:日本ジョセササイズ協会、Google イノベーション東北
※1日目のレポートの様子はこちらからご覧ください。