外国人観光客の増加に伴い、外国人の目から見た日本の姿がよく知られるようになってきました。
今回、外国人観光客などが選ぶ日本各地の名物料理に「栃木県の餃子」が選ばれました。
選定の背景とは?
一見普通の餃子ですが、今注目されているのは「ハラール餃子」です。
「ハラール」とは、ムスリム(イスラム教徒)が食べられるものを指します。
通常の餃子の具材である豚の挽肉は、ムスリムにとってはNGの食品のため、野菜が中心の餃子を「ハラール餃子」として提供しています。
「ハラール」の餃子が、SNSを中心に話題になり集客にも繋がっています。
お客様に寄り添う姿勢
「ハラール餃子」が生まれた背景は、ムスリムの友人にも餃子を食べてほしいという思いからだったといいます。
日本を訪れる外国人観光客数は増加の一途ですが、訪れる先は大都市圏が多くを占めています。
地域への観光客数を増やすためにも、食で話題になることは効果的といえそうです。