環境省が行う「名水100選」30周年記念の試み。名水No.1を決める総選挙が2月15日から開催されます。
実は200選ある日本の「名水100選」
平成の名水100選 那智滝
環境省が初めて日本の「名水100選」を選定したのは1985年3月のこと。
各都道府県から挙げられた784件の河川や湧き水などもとに水質や周辺環境、保全活動などを考慮し100の日本の名水が選定されました。
さらに2008年には洞爺湖サミット開催を記念して「平成の名水100選」の選定を実施。昭和に選定された「名水100選」とは重複しない新たな100の名水が「平成の名水100選」として選ばれました。
昭和の名水100選では、全体で800件近く挙げられた候補の中から、各都道府県1つ以上が選定されましたが、「平成の名水100選」で推薦されたのは162件。
その結果、宮城県、栃木県、大阪府、長崎県の4県には名水の選定がありませんでした。
環境省 「名水100選一覧」「平成の名水100選一覧」
名水だけど飲めないところも!
“名水” と聞くと美味しい飲料用の水を想像してしまいますが日本の名水200選の中には直接飲んではいけない名水も。
選定基準には、飲料できるかどうかは含まれていない為、飲料については各自治体に確認が必要です。
200選の中から行われる人気投票「名水百選選抜総選挙」は2月15日開始
環境省では昭和に選定された「名水100選」の30周年を記念して国民参加型の総選挙を2月15日から開催。
「名水100選」と「平成の名水100選」をあわせた計200選の名水から「観光地」「景観」「秘境地」「おいしさ」の4部門において人気投票を行い、人気の名水を決定します。
投票はオンラインから誰でも参加できます。
~名水百選30周年記念~「名水百選」選抜総選挙
実施期間:2016年2月15日(月)10時~2016年3月13日(日)24時
実施主体:環境省(ウォータープロジェクト)
実施手法:「名水百選」選抜総選挙「専用ページ」よりインターネット投票
【「名水百選」選抜総選挙「専用サイト」】
(ウォータープロジェクトサイト内)
URL: http://www.eeel.go.jp/water-project/meisui/election/
参照元:@Press 環境省