ふるさと納税の返礼品といえば、地域ごとの特産品が目立ちますが、東京都多摩市がユニークなふるさと納税の返礼品を開始し、話題になっています。
その返礼品とは、「アニメ制作スタジオ見学」。
なぜアニメスタジオ?
世界名作劇場とのコラボレーション
image by araiguma-rascal.com
返礼品のタイトルは、「ふるさと納税 ラスカルプラン」です。
内容は、日本アニメーション多摩スタジオの特別見学と、「世界名作劇場」シリーズの複製画がセットになったもの。
日本アニメーションは、1975年の創業時から多摩市和田でアニメ制作を続けています。
近年、「あらいぐまラスカル」が多摩市内の各種イベントに応援キャラクターとして登場するなど、連携が始まっていました。
今回のふるさと納税もそのひとつとなります。
対象は7万円以上の寄付
こちらの返礼品の対象となるのは、多摩市に7万円以上を寄付した方で、多摩市外在住限定となっています。
スタジオ見学は、ふるさと納税一口につき2名まで。
見学は、アニメ制作工程や原画、往年の機材の紹介・見学、作画体験、16mmフィルムでの作品上映など(約2時間)に参加することができます。
返礼品のひとつである、「世界名作劇場」シリーズ作品の複製画は、A3サイズで額付きとなっており、その豪華さにも注目です。
ファンは見逃せない!
ふるさと納税では、様々な返礼品が話題を集めていますが、多摩市のように地域に根ざした企業と連携し、縁のあるお返しを用意することも、地域資源の発見に繋がる動きだと考えられます。
今後も、どのような返礼品が登場するか注目ですね。