「神々が住む街」や「神話のふるさと」として有名な宮崎県の高千穂町。
標高700メートルを誇る、市街地から少し離れた田んぼで育つお米があります。
それが、贈答用のお米として限定数販売されている「神米(しんまい)」です。
全国から注文が入るお米の秘密とは?
お米のギフトが選ばれる3つの理由
高千穂は、2015年に世界農業遺産にも選ばれ、そのユニークな農業システムが話題になりました。
自然と人の営みが共存空間で高千穂のお米は育っています。
1. 名峰から流れる清流
田んぼには、熊本県、大分県、宮崎県の3県にまたがる祖母連山の湧き水が流れ込んでいます。
棚田から水源までの3キロ以上の道を、古の人々が水路を作ることにより、豊かな高千穂農業を実現しています。
原生林から直送の水が、神米の美味しさを育みます。
2. 畜産と農業の同居モデル
和牛オリンピックで日本一になった「高千穂牛」をご存知ですか。
牛と農業といえば、少し前までは、牛に農機具を付けて田を耕したり、資材を運んでもらったり、出た糞を肥料につかったりということが、日本各地で当たり前でした。
しかし現在、そんな姿はほぼ見当たりません。
高千穂では、田んぼの土づくりに牛糞を肥料として活用し、活かしています。
稲刈りの後は、稲わらを牛の餌として与えます。
畜産と農業が同居したモデルがここには生きているのです。
3. 八百万の神々への祈り
高千穂は、八百万の神々が集った場所。
高千穂のお米は、数多くの祈祷や祝詞の声を聞いて育ちます。
八百万の神様への祈願、夜神楽による祝いの舞の中で育ったお米は、ここだけの特別なものになります。
高千穂のお米を特別な日に
減農薬で、昔ながらの方法で育てられるお米は、とびっきりの美味しさです。
高千穂のお米は、お米が大好きな人ほど、その美味しさに驚きます。
記念日に、お祝いに、お米のギフトがオススメです。