兵庫県加古川市は、クラウドソーシングサービスを提供するクラウドワークスと連携し、「まちの課題を解決しよう!みんなのアイデア大募集プロジェクト」を開始します。
「クラウドワークス」を活用し、課題解決のアイデアを全国から公募する取組です。
市民参加型のまちづくりへの第一歩
今回の取組は、社会課題の解決を「市民」と「行政」が協働して進める市民参加型まちづくりに向けた試みの一環です。
背景にあるのは、国内外で注目を集めつつある、「オープンガバメント」と呼ばれるインターネットを活用した透明性の高い行政を実現するという試み。
その第一弾として加古川市が取り組んでいる「ごみ減量」という社会課題から実施することになりました。
2022年までに現在よりも20%の減量が必要
なぜ、ゴミの減量が課題となっているかというと、現在のゴミ処理施設の老朽化に伴い、新しいゴミ処理施設を開発することになっています。
しかし新しいゴミ処理施設は環境に配慮し、現在よりも処理能力を抑える想定となっており、近隣で最もゴミの排出量が多い加古川市がゴミの現況をしなければならないとなったわけです。
そこで今回、家庭の燃えるゴミを削減でき、かつ地域に広がり継続して取り組めるアイデアを募集として、この取組は始まりました。
クラウドソーシングのシステムを使うことで、応募段階から広くPRすることもできるため、今からゴミの減量は始まっているともいえます。
応募期限は、1月14日まで。
多くのアイデアが集まることが期待されます。