日本全国には無数の「アルプス」と名のつく山があります。
日本アルプスを筆頭に、播磨アルプス、東北アルプス、宇都宮アルプス、沼津アルプス……山雑誌『山と渓谷』によれば47以上のご当地アルプスが存在します。
須磨アルプスもそんな中の1つ。山陽本線・塩屋駅から福知山線・宝塚駅までを結ぶ、旧六甲全山縦走路の一番初めの名所でもあります。
登りやすさはピカイチ!山が好きになる山
山陽本線・塩屋駅から須磨アルプスへと向かうコースの特徴は、何と言っても登りやすいこと。
ややこしい道もほとんどなく、急な階段が1か所あるくらいで、あとはほとんど森林浴気分で歩ける道ばかりです。
もし体力的に辛くなっても頻繁に舗装路に降りられるので、心配は無用。
何より「須磨アルプス」という呼び名の由来にもなっている名勝・馬の背の勇壮な景観が、それまでの山道での疲れを吹っ飛ばしてくれるのです。
この風景を見た人たちが一様に口にするセリフは「なるほど確かに、アルプスだ」。
行動時間も2時間~4時間程度と週末のハイキングにはぴったり。
「ちょっと山に登ってみたいなあ」と言う人は須磨アルプスから始めてはいかがでしょうか?
きっと、山が好きになりますよ。
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Written by Naoto Suzuki