平成の大修理を終え、真新しい漆喰によりその姿が以前と比べ白過ぎる!と話題になった姫路城。漆喰は多くの城郭の壁に使用されています。室町時代末に奈良県の信貴山城を訪れた宣教師イスマン・ルイス・ダルメイダはその城郭の白さを「その清潔にして白きこと、あたかも当日落成しものの如く、天国に入りたるの感あり」と言い、世界の大部分においてもこれだけ美しいものがあると思えないと賞賛したそうです。
そんな世界遺産・姫路城には世界遺産登録を記念して姫路市が決定した「世界遺産姫路城十景」という鑑賞ポイントがあります。姫路城の白い姿を見れるのは1964年以来50年ぶり。そして漆喰はカビや汚れで徐々に黒ずんでいく為、実は今訪れるのも貴重なんです!
1.増位山(白国増位山線のポケットパーク)
2.シロトピア記念公園(ふるさとの森)
3.姫路市立美術館(前庭)
4.城見台公園
5.姫路城三の丸広場
6.大手前通り(JR姫路駅前)
7.手柄山(緑の相談所広場)
8.景福寺公園
9.名古山
10.男山配水池公園(山頂)
(写真出典:姫路市市役所 世界遺産姫路城十景色)
白い漆喰は3年ほどは白さを保てると言われています。白く輝く姫路城の十景を探す楽しみも味わいながら、今のうちに是非見に行きたいですね!