「クリスマスオレンジ」という言葉を知っていますか?
「クリスマスにみかんを贈り合うことです」というと、みかんと言えば愛媛県が独自に習慣を作って呼びかけているかと思いきや、違います。
カナダに伝わる習慣なのです。
カナダでは、柑橘類が少なくなるクリスマスのシーズンに、日本から輸入した温州みかんを、クリスマスオレンジと称してプレゼントするのだそうです。
そんな、クリスマスオレンジの習慣に目をつけたのが愛媛県です。
中でも最大のみかん産地である八幡浜市では、クリスマスオレンジの習慣を輸入し、広めようとPRを行っています。
“ハート型みかん”に、フェスティバルも開催!
“みかん産地である八幡浜から「みかんを大切な人にプレゼントする」風習、クリスマスオレンジを広げよう”ということで、様々な取り組みが始まっています。
ひとつは、「ハート型みかん」。
みかんをハート型に育てています。ただし、生産量が少ないため、ハートみかんだけの販売はされておらず、「ハートみかん入りクリスマスオレンジ」として販売されています。
現在販売先も検討中とのことなのですが、ハート型のみかんはかなりのレア。
珍しいプレゼントをお探しの方にオススメです。
もうひとつは、「クリスマスオレンジフェスティバル」。
3年前から、クリスマスオレンジの習慣を根付かせようと始まりました。
今年は、12月19日に開催予定!
イルミネーションや、冬の打ち上げ花火が目玉企画となっています。
海外で温州みかんが「聖なる果実」として、季節の風物詩になっているなんてうれしいですね。
クリスマスオレンジの「本場」として、ますます盛り上がっていくことを期待します。