毎年開催されている「全国推奨観光土産品審査会」。日本商工会議所と全国観光土産品連盟が開催するもので、今年は全国から1271点の出品があり、32点が入賞しました。賞は「菓子部門」「食品部門」「民芸部門」「工芸部門」に分かれ、最優秀商品には大臣賞が贈られています。
菓子部門の最優秀賞品は鹿児島県の「かるかん」
鹿児島県の徳重製菓とらやは明治17年創業。
今回大臣賞を受賞したかるかんは今年10月に鹿児島県で開催された「2015鹿児島の新特産品コンクール」で鹿児島県知事賞を受賞しました。
「創作生かるかん」には、練りあん、桜あん、みかんあんの3種類の味があり、全国観光土産品審査会では、みかあんの「創作生かるかん 橘」が受賞しました。
食品部門の最優秀商品は静岡の「選べる煎茶」
食品部門で大臣賞を受賞したのはJA静岡市茶業センターが販売する「JA静岡市茶産地めぐり」。
静岡市の茶産地8カ所の中から、購入者が好みの煎茶を4種類選ぶことができるというもので、選んだ茶葉は赤や黄色や青などの可愛らしい缶につめられています。
参照元:JA 全中
民芸部門の最優秀賞品は長年人気が続く「ワインボトルの侍」
民芸部門では和の蔵が販売する「着物ボトルウェア 侍」が受賞。
ワインボトルに着物を着せているかのように見えるこの土産品は2009年「日本の魅力ある土産コンテスト」でも賞を受賞。
国内のみならず、海外へ向けてのお土産としても人気の商品です。
工芸部門の最優秀賞品は仙台発のガラス工芸
工芸部門で最優秀商品に輝いたのは宮城県仙台市にある「HIROガラス工房」が販売する「仙台七夕 グラス」。
HIROガラス工房は、宮城県内ではもちろんのこと、全国各地の百貨店などにも展示実績があり、七夕の風景があしらわれた七夕シリーズのグラスは2002年に宮城県ものづくり大賞で特別賞を受賞しています。
その他の入賞作品一覧はこちら。全国観光土産商品連盟 入賞品一覧