冬の日本海では、不思議な現象が起こります。
波打ち際一帯が、白い泡のようなものに覆われるのです。
これを「波の花」と呼びます。
冬の日本海の風物詩「波の花」
「波の花」と聞くと、北陸地方・能登半島を連想される方が多いかもしれませんが、秋田県でも観測できるのです。
波の花は、強風で波が岩に当たり、細かくなった海藻や海中のプランクトンの死骸などが混ざり合い岩場にもまれることで起こる。象潟地域沿岸部は鳥海山からの豊富な伏流水で、プランクトンや海藻が豊富。冬場は強い風が吹くため波の花が発生しやすい。
□出典:さきがけonTheWeb
場所によっては、「波の花」が激しく舞い上がって、道路まで白くした場所もあるとか。
激しくうねり、厳しい冬を表すかのような日本海に咲く「波の花」。機会があれば、是非見てみてください。