日本犬として馴染みの深い柴犬は、1936年に天然記念物指定を受け今年で80年を迎えています。日本犬として天然記念物指定を受けている犬たちについてまとめました。
今では海外での登録数の方が多い「秋田犬」
秋田犬が天然記念物に指定されたのは1931年。現在までに天然記念物指定されている日本犬の中で一番初めに登録されたのが秋田犬です。
闘犬として強く大きくたくましい姿で知られていますが、秋田犬は日本犬種の中で最も早く世界に知らされた種類で、今では外国の登録数が国内を越えているそうです。
関連記事:本場の秋田犬を輸出する事業、秋田のベンチャー企業が開始
自然界そのままの姿。虎毛がかっこいい「甲斐犬」
自然界で形作られた厳しい姿をありのままに保存されてきたという甲斐犬は南アルプス周辺を生息地域としていた日本犬。
紀伊半島一帯で飼育され、真っ白い毛並みで知られる紀州犬とともに1934年、天然記念物に指定されています。