山形県では、県の魅力を県内外にPRすることを目的に、「やまがた子ども観光大使」制度を実施しています。
今年は、29名の小学生が任命されました。
山形をPRする、このユニークな取組をご紹介します。
子ども観光大使とは?
この子ども観光大使は、誰でもいつでもなれるというわけではなく、れっきとした認定制度です。
子ども観光大使とは、「子ども観光大使認定講座」で学んだ”山形の良いところ”をハガキや俳句、PR動画を作って県内外に発信していく小学生のことを指します。
認定されるためには、3つの条件が課せられており、
1. 「やまがた子ども観光大使」講座に2回以上参加すること
2. 観光俳句、観光ハガキ、観光動画のいずれかで山形の魅力を発信する作品をつくること
3. 「やまがた子ども観光大使」検定クイズに合格すること。または、PRスピーチに合格すること。
出典元: toss-ykk.jimdo.com
が条件となっています。
大事なステップである「子ども観光大使認定講座」で何を学ぶかというと、「ご当地ならではの体験と授業、検定クイズを通して、その土地の歴史や魅力を学んでいくイベント」とのこと。
スイカ収穫やそば打ち体験などから、遺跡探索まで、山形を魅力を体験できるプログラムとなっています。
自分の生まれ育った町の魅力を知ることで、町に誇りが持てたり、見方が変わったりするきっかけになるかもしれない、魅力的な取組だといえます。
全国でも少数ながら「子ども観光大使」の制度があるようです。
あなたの町の「観光大使」、調べてみてはいかがでしょうか。