11月23日に全国地域リーグ決勝大会の決勝ラウンド最終日の試合が行われました。
その結果、ラインメール青森(青森)の優勝が決定!
2位だったブリオベッカ浦安(千葉)と合わせて、来季のJFL昇格となる予定です。
ところで、このサッカー全国地域リーグとはどのようなものなのでしょうか?
全国にわたる社会人リーグ
全国地域リーグは、全国フットボールリーグ(JFL)と、都道府県リーグの間に位置する社会人リーグを指します。
それぞれの解説をしますと、全国フットボールリーグ(JFL)は、企業や大学のサッカー部、ならびに地域のクラブチームなどのプロ化していないチームにとっての唯一の全国リーグであり、最高峰の戦いの場になっているリーグを指します。
また都道府県リーグとは、その名の通り都道府県ごとのリーグであり、新規チームなどはここから上位のリーグを目指して戦っていくことになります。
そんな両リーグの間にある地域リーグは、全国を9つのブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)に分け、各々の地域にてリーグ戦を行い、それぞれのリーグ優勝チームで決勝大会を行うことになります。
決勝大会で優勝したチームと2位のチームは、JFL昇格が見込まれるため、上位のリーグに進出したい全国のアマチュアチームにとっては登竜門のような大会となっています。
ラインメール青森とは?
image by reinmeer-aomori.jp
正式名称は、ラインメール青森FCといい、青森県青森市に本拠地を置くサッカークラブです。
この特徴的なクラブ名の由来は、ドイツ語の”ライン(Rein)”=「清んだ」および”メール(Meer)”=「海」を組合わせたもので、「清んだ海 そして 青い森」と意味が込められています。
ラインメール青森は、青森を拠点に”アカデミー”と題した育成事業も行っており、小学生からジュニアユースまで、サッカースクール運営を通して地元に貢献しています。
その思いは、チームの理念にも表れています。
ラインメール青森FCは、サッカーを通じて、もっと健やかに、もっと幸せに、もっと豊かな、地域づくりを目指します。
地域に根ざしたサッカーチームとして、地域リーグに参戦しているチームをチェックしてみるのも良いかもしれません。
ワールドカップやプロリーグも面白いですが、一度地元のチームにも目を向けて、応援してみるのはいかがでしょうか。