10月15日、育児を楽しみ頑張った父親に贈られる「イクメン オブ ザ イヤー2015」の表彰式が行われました。
フィギュアスケーターの織田信成さんや、元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高さんが受賞。そして、なぜかウルトラの父も受賞。
このような啓蒙活動も大切でしょうが、「イクメン」という言葉だけではなく、男性が実際の行動で示せるかどうかが重要です。
秋田市がイクメン向け父子手帳を配布
秋田市オリジナル父子手帳「パパと○○ちゃんのおもいでぶっく」
そんな中、秋田県秋田市が興味深い取り組みを行っています。
男性の育児参加を促そうと、秋田市が独自の父子手帳「パパと○○ちゃんのおもいでぶっく」を作成し、9日から配布を開始した。(中略)子育ての知識をまとめた父子手帳が多い中で、若手職員や市内の父親からの声を生かし、自分で書き込むスペースを多くしたのが特徴だ。
□出典:朝日新聞デジタル
本を読んだり、情報を調べたりするだけでなく、子育てを一緒に行い、子供や奥さんの状況をしっかりと理解することは確かに重要です。
イクメン向け父子手帳の内容
□こんなパパになります!
□妊娠中の気持ち
□1日のタイムスケジュール
□家族の将来計画
□赤ちゃんの名前の由来
実際に中身を見てみて、「はじめて○○できたよ〜」のページは結構良いなあと感じました。男性で、きちんと記録している人は少ないように思います。
■PDF版「パパと○○ちゃんのおもいでぶっく」
最後に:出産後、変わる?
奥さんは、旦那さんの行動をよく見ています。
妊娠・出産を経て、多くの女性は変わります。多くの女性にとって最優先が赤ちゃんになるわけですから、当然です。それに対し、旦那さんが変わらない様子を見ると、イライラする奥さんもいるそうです。
自分の行動を見つめ直す際にも、父子手帳を活用できるかもしれませんね。やった気になって、行動が伴わないと、更に奥さんのイライラが増すと思いますので、みなさん注意しましょう。