“日本三大ケーキのまち” と呼ばれるまちが日本にはあります。スイーツ好きなら是非とも知っておきたい “日本三大ケーキのまち” についてまとめてみました。
ケーキ屋さんの激戦区! 日本三大ケーキのまち
日本三大ケーキのまちと呼ばれるのは「神戸」「自由が丘」「佐久(長野県)」。
人口あたりのケーキ店の数が多いことなどから日本三大ケーキのまちと呼ばれています。
モンブラン発祥、有名店の日本1号店…「自由が丘」
東京・自由が丘は老舗から新しいお店まで様々なスイーツ専門店が立ち並ぶまち。
今では日本のケーキ屋さんにおいて定番とも言えるケーキ「モンブラン」が誕生したのも、ここ自由が丘です。1933年に開業した「モンブラン」で生み出されたのが始まりとされています。
参照元:MONT-BLANC
また1802年創業のフランス・パリの老舗「ダロワイヨ」が日本1号店を出店したのも自由が丘。
ダロワイヨの歴史は古く、1628年ベルサイユ宮殿においてダロワイヨがパン職人に任命された頃から始まり、19世紀前半にはフランス文学作品の中でも食通が通う店として名前が挙がるほどフランス・パリでは有名なお店。この日本1号店は1982年に自由が丘にオープンしました。
参照元:ダロワイヨの歴史
日本の洋菓子の歴史はここから! スイーツのまち「神戸」
神戸港が開港したのは明治時代の幕開け1867年のこと。翌年には7カ国から約500人の外国人が神戸へ在留し、外国人向けに2軒のパン屋さんがあり、ホテルでも洋菓子の提供がありました。
1882年(明治15年)には洋菓子を販売する「二宮盛神堂」という店がオープン。外国人居留者向けに洋菓子が販売されていたそうです。
1897年(明治30年)になると日本人がつくったシュークリームやマロングラッセ、ワッフルなどが「風月堂」に並び、その後もドイツ人夫婦がオープンした「ユーハイム」、ロマノフ王朝の菓子職人のひとりがつくったチョコレートの老舗「ゴンチャロフ製菓株式会社」、ドイツのパンや焼き菓子が味わえる人気店「フロインドリーブ」のオープンなどが続き、現在も全国的に人気を博すスイーツがここ神戸から誕生しています。
参照元:UCC 港町神戸と洋菓子文化
フランスみたいな気候がケーキを美味しくする!?「長野県佐久市」
群馬県の境に位置する長野県佐久市は、人口あたりのケーキ店が多いこととあわせ、市の気候がケーキの本場・フランスの気候に近く、素材となるフルーツや乳製品、卵など美味しい素材がとれることが魅力のケーキのまち。
市内にある9店舗で「信州佐久ケーキ職人の会」が結成されており、3月9日は「佐久の日・ケーキ記念日」として記念日の登録がなされています。
参照元:信州佐久旅の観光ガイド スイーツ,日本記念日協会